2022年6月号記事

月刊「ザ・リバティ」での連載が待望の単行本化!

現代の「国富論」がここに誕生


破綻寸前の国家財政を前にしても、予算の膨張は止まらない。
だが、ばら撒いて「大きな政府」路線をひた走る政府に国民は嫌気がさしている。
そんな中、日本の行く末を案じる博士が日本への処方箋を語り下ろした連載が、単行本化された。

BOOK
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『「大きな政府」は国を滅ぼす』
アーサー・B. ラッファー 著
「ザ・リバティ」編集部 訳

自民党の岸田文雄政権は、「格差是正」を目指して「新しい日本型の資本主義」を掲げる。そのために「成長と分配の好循環」を謳うが、なぜ政府が分配すれば成長できるのか、その根拠を示していないばかりか、無前提に国が経済に介入するのを是とする「大きな政府」を肯定しているようにも見受けられる。

日本のこの「大きな政府」路線を危惧しているのが、アメリカを2度復活させたアーサー・B.ラッファー博士である。

今回発刊の運びとなった『「大きな政府」は国を滅ぼす』は、日本にかつてのような高い経済成長を取り戻してほしいという博士の願いが結実したもの。

博士は、レーガン、トランプ政権の経済顧問を務め、米経済を2度復活させたサプライサイド経済学の父である。

「税率を高くしすぎると経済は停滞し、生産や労働の意欲が失われ、税収は減る」という税率と税収がトレードオフの関係にあることを示したラッファー・カーブは世界的に知られている。


【関連動画】

アメリカを2度繁栄に導いた経済顧問・ラッファー博士に学ぶ「日本経済復活」の方策!【ザ・ファクト×The Liberty】

https://thefact.jp/2022/3891/