《ニュース》

米グーグル社傘下のユーチューブがこのほど、メタバース事業への参入を検討していることを日本語版公式ブログで明かし、話題を呼んでいます。

《詳細》

ユーチューブの公式ブログでは18日、同社最高製品責任者の名前で「2022年の展望: コミュニティ、コラボレーション、コマース」と題する記事を掲載。

そこでは、「最後に、YouTube の将来を語るうえでメタバースに触れないわけにはいきません」と前置きした上で、「より没入感の高い視聴体験をどうすれば提供できるかを考えています」「まず、ゲームにこれを適用しようと考えています」「YouTubeとしてどのような方法で仮想世界を視聴者のリアルな体験へと変換できるか、とても楽しみにしています」と、サービス内でのメタバース展開が研究されていることが明かされました。

メタバースといえば、昨年に旧フェイスブックが事業の主軸に据えて社名を「メタ」に変更したことで大きな話題を呼びました。

さまざまな業界の大手企業がサービス展開や販促・ブランディングの場として次々と参入を発表。ユーチューブ親会社のグーグルも、AR(拡張現実)用のヘッドセッドを開発中で、2024年には新製品の発売を目指しているとの報道もあります。

旧フェイスブック、グーグルと並んでGAFAの一柱であるアップル社も、CEOのティム・クック氏が「われわれはこの分野(メタバース)に大きな可能性を見いだしており、それに基づいて投資を行っている」と表明するなどしており、今年中に同社初のヘッドセットを発売するという噂もあります。

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