《ニュース》

中国がタクラマカン砂漠に、米軍の空母と駆逐艦を模した実寸大の標的をつくり、新しい標的演習場を建設していることが、衛星画像で確認されました。米軍事サイト「米海軍研究所(USNI)ニュース」が7日に報じました。

《詳細》

衛星画像は、米宇宙技術会社マクサー・テクノロジーズが撮ったもので、中国西部・新疆ウイグル自治区のタクラマカン砂漠に、米軍艦をかたどった図形などが写されています。同地区は、これまで弾道ミサイルの発射実験として使われており、今回の標的も同様に使用されると見られます。

さらに同演習場にはレールも敷かれています。標的を移動させて、それを捕捉する訓練などを行う意図があることが伺えます。

人民解放軍は現在、対艦弾道ミサイルを数種類開発しています。今回の標的に対し、どのようなミサイルを使用するかは不明です。

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