2021年10月号記事
映画「宇宙の法─エローヒム編─」10月8日公開
知っておきたい エローヒムの凄さ
10月公開の映画「宇宙の法─エローヒム編─」は、2015年に公開された「宇宙の法」シリーズ1作目「UFO学園の秘密」、2018年に公開されたシリーズ2作目「宇宙の法─黎明編─」に続く待望の第3作だ。
テーマは「地球の真実」。1億5千万年前に地上に降臨した地球神・エローヒムについて伝える内容となっている。壮大な世界観で「地球の真実」を描く、本作の魅力を監督を務めた今掛勇氏のインタビューと「エローヒムという存在」からお伝えする。
DIRECTOR INTERVIEW
エローヒム神がもたらした
「地球的善悪とは何か」を知ってほしい
「宇宙の法」シリーズを第1作目から手掛ける今掛勇監督に、「宇宙の法─エローヒム編─」について聞いた。
今掛 勇
Profile
(いまかけ・いさむ)1968年生まれ。鹿児島県出身。アニメーターを経て、TV「キャプテン翼」チーフディレクター、「カウボーイ・ビバップ」セットデザイン、「エリア88」監督など数々の作品で活躍。映画「太陽の法」(2000年)、「黄金の法」(03年)でビジュアルディレクター、「永遠の法」(06年)、「神秘の法」(12年)、「UFO学園の秘密」(15年)、「宇宙の法─黎明編─」(18年)で監督を務める。
エローヒム様のお姿や時代について、大川隆法・幸福の科学総裁の霊言などで具体的に教えていただいているので、本作では特に、シナリオに忠実にすることに重きを置いています。リーディングなどで、大川総裁が見られている世界を私たちなりに「再現」できないかと、試行錯誤を繰り返しました。
製作にあたり、大川総裁より数々の楽曲もいただいています。テーマソングや挿入歌として、そして製作するうえでも、非常に大きな影響を与えていただきました。
例えば挿入歌の「君という奇跡」からは、エローヒム様が、エローヒムを護る使命を持つ守護神・パングルを見つめる目線、見えている世界を感じることができ、感動しました。これをどうにか、作中に織り込めないかと思ったのです。
そして、曲を挿入するタイミングなどを追求することで、各シーンの印象もまったく変わりました。
また、エローヒム宮殿や街並みをデザインするときは、「丸」「円」「球」を意識しました。それらがイメージさせるのは優しさや調和ですが、地球は調和の星であると同時に、進歩の星でもあるという認識はしっかり持つようにしていました。
エローヒム様も、"今の僕"から見た姿というよりも、未来から見た姿、例えば僕が100年後、千年後に見て、合掌できるようにと心がけていました。1億5千万年前のお名前が残っているわけですから、そういう意味では、本当は千年ではとても足りないですね。
神の愛も感じられる映画
映画には、宇宙を含めた正義、地球における善悪のあり方など、エローヒム様が説かれた教えが描かれています。また、「神様に愛されている」ということを感じられると思います。
そして、他のSF作品などと比べても、スケールがまったく違います。戦闘シーンなどもありますが、戦うことの意義や理由が非常に深く、観終わった後は、さわやかな気持ちになっていただけると思います。
神が説く善悪を知ってほしい
この作品は、1億5千万年前の地球を描いていますが、日本や世界が今、抱える問題にもリンクしています。
多様性が叫ばれる中で、正義や善悪が判断できない今、我々はまず、それらが「分からなくなっている」と知ることが大事ではないでしょうか。
そして、本作で示されている、地球的な価値観や多様性の中の正義と善悪についての答えを知っていただきたい。作中で説かれるエローヒム様の教えから、地球で皆が一緒に生きていくための、価値判断やルールがしっかりと存在することが分かるはずです。
現代は、唯物論・無神論国家が世界に悪の手を伸ばしている時代です。日本でも、新型コロナウィルスの感染拡大防止ということで、緊急事態宣言が何度も発出され、国民の自由が奪われている。何が正しくて何が間違っているのか、判断が難しい時代ですよね。
そんな時代だからこそ、多くの人に、人間が決めた善悪ではなく、神が説かれる善悪を学んでほしい。その上で自由が許されており、多様性が認められているからこそ、地獄も存在します。
そして、多様性を深く追求すると、地獄があることも、神の愛であることが分かるはずです。この映画から、その深い愛を感じていただければと思います。
エローヒムとはどのような存在なのか
・エローヒムの説いた教えとは
・エローヒムの時代の地球の姿とは
・エローヒムはどう戦ったか