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アメリカの上院議会は17日、基礎・最先端技術研究などに5年間で1100億ドル以上を拠出する「エンドレス・フロンティア法案」の審議を開始しました。

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今回の法案で定められた予算は、主に人工知能(AI)や量子コンピューター、通信規格の5Gなどの技術分野に投じられ、例えば自動車と防衛部門向けの半導体には20億ドル充てるとしています。

民主党上院トップのシューマー院内総務は、「中国共産党が(通信規格の)5G、AI、量子計算への道筋について規則を決定する世界を受け入れるか、アメリカが最初に目的地に到達するよう図るか、その2択から選ぶことになる」と述べ、中国への対抗姿勢を強調しました。

一方で、共和党上院議員のマルコ・ルビオ氏は、法案内容は不十分であるとし、「中国からのスパイや技術盗用から、研究開発を守るとの文言を入れるべきだ」と主張。中国から金銭的、もしくはその他の援助を受けた者が重要研究に携わらないところまで規定を定めるべきだといいます。

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