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中国紙・新京報(電子版)は8日、新型コロナウィルスの集団感染が世界で初めて確認されたとされる華南海鮮卸売市場(湖北省武漢市)を、武漢市当局が取り壊す方針だと報じました。

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市場は昨年1月1日に閉鎖されて以降、塀で囲んで関係者以外の立ち入りを規制しており、再開の見通しが立たないままでした。

感染拡大の震源地である市場を取り壊すことで、コロナが中国から世界に広がったとの印象を払しょくし、武漢がコロナから復興したと内外にアピールする狙いがあると指摘されています。

一方で、今年1月末に行われた世界保健機関(WHO)の国際調査でも、コロナの起源や感染拡大の経緯は判明していません。各国から調査結果に対して批判の声が高まっていることからも、市場の取り壊しは国際社会で波紋を呼ぶ可能性もあります。

ただ、市場の取り壊し時期と跡地の利用計画は未定です。

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