2021年4月号記事

世界が戦慄するカマラ・ハリスの正体

米国版「福島みずほ」は何をしでかすか


「初の黒人女性」という響きに浮かされて、米副大統領となったカマラ・ハリス氏。
しかし、スライド式で大統領になった場合を想定した、信条・能力の検証は、十分になされていない。


「私は自分自身を、中継ぎの候補者だとみなしている」

ジョー・バイデン米大統領は昨年の選挙期間中、こう語っていた。ひとまずは民主党の「選挙の顔」として大統領を目指すが、どこかで"本命"にバトンタッチする─。こうしたシナリオを、バイデン氏がその時点では意識していた可能性がある(*1)。

(*1)1月に大川隆法・幸福の科学総裁が行った霊言では、バイデン氏守護霊は執務継続への自信を示していた(67ページ参照)。

大統領の途中退場は5人に1人

同氏が歴代最高齢の大統領であり、認知症などの健康問題を抱えていることは、大きな不安要素とされてきた。

歴史上、選挙に当選しながら、何らかの理由でその職務を全うできなかった大統領は、5人のうち1人という、かなりの高確率だ。

現職大統領に万が一のことがあった場合、その職務を引き継ぐのが副大統領となる。

そして今、この席に座っているのがカマラ・ハリス氏。初の黒人女性副大統領として注目を集めている。

ハリス待望の動きも

さらに、「ハリス氏が大統領職を引き継げば、アメリカは多様性を受け入れる民主主義のチャンピオンとなる」として、その登板を歓迎するムーブメントをつくろうとする企みが、水面下にあるとも指摘されている(*2)。

合衆国憲法修正25条では、大統領が「倒れる」など目に見える事故が起きなくても、副大統領と閣僚の過半数が「大統領に職務遂行能力がない」と判断すれば、その権限は副大統領に移る。この筋書きも、あり得なくはない。

いずれにせよ、まさかの事態に備え、ハリス氏の「思想調査」をしておく必要がある。

(*2)昨年12月に収録された大川総裁の霊言「ヤイドロンの本心」より(67ページ参照)。