《ニュース》
中国政府がオーストラリアへの圧力を強めています。
中国商務省は27日、オーストラリア産ワインが不当に安く売られているとし、反ダンピング(不当廉売)の措置を取ると発表しました。28日から、最大で212.1%の追加関税を課すとのことです。中国側は国内の関連産業が損害を受けたと主張しており、今年8月時点で調査着手を表明していました。
《詳細》
中国はオーストラリア産ワインの最大の輸出先であり、200%を超える追加関税がもたらす影響は甚大です。
豪政府のバーミンガム貿易相は27日、「中国政府による一連の行為が、(不当廉売などとは)別の要因によるものだという認識が高まっている」と述べ、中国政府が不当な外交圧力を加えてきていると暗に非難しました。
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