2021年1月号記事

 

言論統制をするGoogleは独禁法違反!

 

グーグルが、特定のキーワード(クエリ)の検索結果から
「ザ・リバティウェブ」の記事を排除した。
しかしそれは氷山の一角。
世界最大のシェアを誇る検索エンジンが、
世論を操る「巨大洗脳装置」になりつつある。

 

グーグルなどのIT大手は、圧倒的なシェアの陰で、およそ公正公平とは言えない"やり方"をしている─。

しばしば語られてきたことだが、その悪事がいよいよ"お白洲"の場に引き出されようとしている。

米司法省は10月、グーグルを独占禁止法(反トラスト法)違反の疑いで提訴した。1990年代のマイクロソフト訴訟以来の大型訴訟と言われている。

米議会も、上院・下院のさまざまな種類の委員会で、グーグル、ツイッター、フェイスブックなどの最高経営責任者(CEO)を、毎月のように召喚し、その問題行為について、厳しく問い質している。

 

 

検索結果は「中国の代弁」

"罪状"はさまざまにあるが、中でも深刻なのが、「検閲行為」である。保守派の言論を人々の目に触れないようにし、世論を操作しているのだ。

例えば、「コロナ=中国責任説」の概要を知りたい人が「中国 コロナ 責任」と調べるとする。

マイクロソフトが提供するビングなどの検索エンジンでは、検索上位に、「コロナ禍について中国の責任を追及するオピニオン記事」や、「世界各国で中国に賠償を求めているというニュース」が出てくる。自然な結果だ。

しかしグーグルで検索すると、トップに出てくるのは「中国がコロナ責任論は嘘だとけん制した」という記事(上右画像)。中国責任説の概要より先に「反論」が表示される。そして「各地で中国に賠償を求める動きがある」という記事は、上位5位には出てこない(*)。まるで中国の代弁をしているかのようだ。

「武漢ウィルス研究所」ではどうだろう。ビングなどでは、「コロナウィルスが武漢の研究所でつくられた」という説の概要を紹介する記事を、上位に表示している。

しかしグーグルで調べると、またもや「研究所流出説を、専門家が荒唐無稽と批判している」という「反論」記事が、概要より先に出てくる。同様の記事が、上位5記事のうち、3つを占める。

「武漢研究所説という陰謀論があるが、誰も相手にしていない」

そんな風景を見せるかのような検索結果であり、もはや意志を持った"誘導"に見える。

(*)10月23日時点。検索結果は常に変わるが、同様の傾向は恒常的に見られる。

 

 

「コロナ=中国責任説」を否定したいグーグル

グーグルでは、なぜか「反論」が先に表示される

 

検索ワード 【コロナ 中国 責任】

ビング(マイクロソフト)

なぜ中国政府は新型コロナを世界中に広めた責任を認めないのか

コロナ拡大、止められなかった世界 中国に責任はあるか

「新型コロナ拡大の責任」伏せて中国が事実上の終息宣言

池上彰氏が解説「中国に損害賠償を求める『コロナ訴訟』の行方」

 

ダックダックゴー

なぜ中国政府は新型コロナを世界中に広めた責任を認めないのか

「新型コロナ拡大の責任」伏せて中国が事実上の終息宣言

コロナ拡大、止められなかった世界 中国に責任はあるか

池上彰氏が解説「中国に損害賠償を求める『コロナ訴訟』の行方」

 

グーグル

中国、コロナ責任追及をけん制 世界の被害拡大で

新型コロナ、「中国の責任追及を」米大統領が国連演説─中国主席、政治化に反対

米大統領、国連演説で中国批判 コロナ巡り「責任を取らせねば」

新型コロナで「中国に責任を取らせなければ」トランプ氏国連総会演説

 

 

検索ワード 【武漢ウィルス研究所】

ビング(マイクロソフト)

中国の科学者が暴露「新型コロナ、武漢ウイルス研究所で作られたという科学的…

新型コロナが流出した、武漢のウイルス研究所を特定(動画)

武漢研究所説の"証拠"を「見た」トランプ大統領(動画)

中国が反論「証拠などない」米の"武漢研究所説"に(動画)

 

ダックダックゴー

中国の科学者が暴露「新型コロナ、武漢ウイルス研究所で作られたという科学的…

武漢ウイルス研究所の女性所長、突然の登場背景に米中衝突か

武漢研究所説の"証拠"を「見た」トランプ大統領(動画)

新型コロナが流出した、武漢のウイルス研究所を特定(動画)

 

グーグル

「コロナは武漢の研究所で作られた」との論文発表→専門家は「荒唐無稽」

「新型コロナが武漢ウイルス研究所で作られた科学的証拠を発表する」と鼻息荒い

新型コロナ、武漢研究所起源説の裏に米中対立のとばっちり

「コロナは武漢の研究所で作られた」中国人学者が論文発表→専門家は「荒唐…

 

Ascannio / Shutterstock.com

 

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次ページからのポイント

「ザ・リバティウェブ」の記事が検索結果から消されている!

これがGoogleの検閲の仕組みだ! ザック・ヴォリー氏インタビュー

民主党支持者にだけメッセージ!! ロバート・エプスタイン氏インタビュー

保守動画を"せん滅"するYouTube

アメリカでGoogleの独禁法違反を調査開始

Googleは日本の独禁法にも違反している!