大阪・道頓堀で、香港民主活動の支援を表明する参加者。

G20大阪サミットの開催に合わせて、幸福の科学の青年・学生部が6月28、29の両日、大阪府内の繁華街で「香港を守り、中国の民主化を求める」街頭演説を行った。参加した若者は「香港の自由を守ろう!」と力強く訴えた。

参加者が「本土化ではなく、香港化を」と英語で明記された横断幕を掲げながら演説していると、数百人の外国人が次々に写真撮影を行い、ブラジルメディアなど複数のメディアが興味を示し、活動の様子を撮影していた。

多くの通行人から「素晴らしい活動だ!」「日本人も声を上げるべきだと思っていた」などの声援が送られた。ある香港人は、うれしそうな表情を浮かべながら、「この活動をSNSで広めるよ!」「努力に感謝します!」と感激した様子で語り、中には、飲み物を差し入れする人もおり、飛び入りで参加する韓国人やフィリピン人もいた。

活動に刺激を受けた2人の韓国人が、即席で垂れ幕をつくり、飛び入り参加した(右)。

街宣に参加した景谷真大さんは、「他国では、言論だけでなく行動して闘っている人もいる。中国の覇権主義によって危機を迎えている香港や台湾を守るべく、アジアのリーダーである日本が立ち向かわなくては、と思いました」と話す。

香港では、イギリスから中国への香港返還22年を迎える7月1日、逃亡犯条例改正案の「完全撤廃」を訴える反対派が抗議活動を実施。警官隊と衝突するなど、激しい抵抗活動が続けられている。

日本も香港の民主活動を後押しし、「自由・民主・信仰」という普遍的な価値観を守るために声を上げるべきだろう。

(山本慧)

街宣の様子を写真撮影する外国人。こうした光景が多く見られた。

「香港を守れ」と書かれたTシャツを着て活動する参加者。

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