2019年7月号記事

国造りプロジェクト Vol.08


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中国は密かに、日本と台湾の攻撃演習を行っていた - もし中国軍が侵攻して来たら Part.2

中国は密かに、日本と台湾の攻撃演習を行っていた - もし中国軍が侵攻して来たら Part.2


図解・日中戦力比較

もし中国軍が侵攻して来たら

中国の脅威が高まる中、日中が激突したらどうなるか。

日中戦争シミュレーションを行い、日本がどうすべきかに迫る。

(編集部 山本慧)

中国は密かに、日本と台湾の攻撃演習を行っていた

中国は日台に酷似する施設を建設。

中国が日本を侵略する可能性について、にわかに信じられない人もいるだろう。そんなことを口にすれば、「右翼」呼ばわりされたり、「戦争を煽っている」と非難されたりする。

だが中国は、ある意味で"真面目"に侵略の準備を進めている。その証拠が、中国西部の人里離れた広大な敷地につくられた巨大施設だ。

アメリカの軍事専門家によると、上記の衛星写真が捉えた施設は、「中国軍の演習場」である可能性が高いという。中国はこの施設にミサイルを撃ちこむなど、自衛隊や米軍基地、台湾を攻撃する演習を行っているのだ。

実物の写真を並べると、それらの施設は、日本や台湾の軍事基地などと酷似している。

国防強化が防衛目的であれば、あえてそうした施設をつくる必要はないだろう。中国は、日本や台湾を侵略する計画を着々と整えている。

沖縄県・嘉手納基地 / 中国・ゴビ砂漠

嘉手納基地の戦闘機駐機場に見立てた施設。

神奈川県・横須賀基地 / 中国・ゴビ砂漠

中国は、横須賀基地の構造に似た模型と3隻の標的艦を建設。

青森県・三沢基地 / 中国・ゴビ砂漠

三沢基地の航空機格納シェルターに見立てた施設。

台湾・台中国際空港 / 中国・ゴビ砂漠

台中国際空港に見立てた施設。

台湾・総統府 / 中国・ゴビ砂漠 中国・内モンゴル

総統府(日本の首相官邸に相当)の模型。

写真:ロイター/アフロ、グーグルアース、外交時事誌「ザ・ディプロマット」2015年8月9日付

次ページからのポイント

日中戦力比較 主力機の差は3倍以上

ミサイルの脅威