2019年6月号記事

国造りプロジェクト Vol.07

教育・住宅費は今より2千万円安くなる

子育て世代が選ぶ参院選

「もう1人子どもがほしい」と思いながら、諦める夫婦は多いのではないか。

ボトルネックになっているのは高い教育・住宅費だ。

1世帯の家計負担を安くする方法について考えた。

(編集部 山本慧、駒井春香、山本泉)


contents


02 住宅

職場に「近い」「広い」「安い」を叶える家

日本の住宅は家賃が高くて狭い。参院選の争点にはなっていないが、住環境に困っている人はたくさんいる。職場に近く、子育てしやすい家に住むにはどうすればいいか。

「都心の家は狭いのに、家賃が高い。地方だと同じ家賃でもっと好条件なのに。夫は通勤に片道1時間半もかかるので、家事と育児をするのは、ほぼ私です」と語る東京都在住の30代女性。

「狭くて高い家賃」と「長時間の通勤」のダブルパンチに、日本人は疲弊している。

次ページからのポイント

職場に近く広い家に住みたいが、家賃が高いです

一戸建てを安く手に入れるには?

中古住宅市場を活性化