幸福の科学の二大祭典の一つ「エル・カンターレ祭」大講演会「真理への道」が7日、千葉・幕張メッセを本会場に開催された。約1万4000人が参加した講演の様子は、同グループの中継網を通じて、全国・全世界に同時中継された。

大川隆法・幸福の科学グループ創始者兼総裁は講演の冒頭、自身が1年前の2015年12月、「エル・カンターレ祭」大講演会「信じられる世界へ」において、「2016年は革命の年になる」と述べたことについて、文化や政治などの角度から振り返った。

政治の方面において一番インパクトが大きかったこととして、アメリカ大統領選でドナルド・トランプ氏が当選したことを挙げ、「 『トランプ・ショック』というのは時代遅れで、『トランプ革命』と呼ばなければいけない時代になっています 」と言及した。

トランプ氏がマスコミを敵に回して言いたいことを言い、アメリカの国民も一部マスコミの意見を鵜呑みにすることなく、自分たちで自分たちの未来を切り拓こうとした結果である、と評価。これに比べ、日本の政治家がマスコミの顔色ばかり伺い、政治の中心軸を失っている現状について危機感を募らせた。

「取るべきものを取り、捨てるべきものを捨てる外交を」

大川総裁は、日本国内の課題についても様々に触れた。政治においては、一時は好況をもたらすかに見えたアベノミクスが消費増税によって失敗したことをはじめ、安倍政権がトランプ氏とオバマ氏の両方の機嫌を取ったことなど、外交面での問題を指摘。「 全ての人と全ての国にいい顔をして外交はできない。取るべきものを取り、捨てるべきものを捨てることが必要 」と喝破した。

最後に大川総裁は、「 私たちは世界を幸福にする『権利』を主張しているのではなく、『義務』を主張しているものです。私たちは世界を幸福にする義務を負っている団体 」であるとし、世界を幸福にしていく仲間を広げることを呼びかけた。

本講演では、他にも次のような多岐にわたる論点への言及があった。

  • ベストセラーやヒット映画にみる「革命」
  • 今上天皇の「生前退位」についての宗教的見解
  • 日銀の金融政策について
  • 安倍首相のハワイ訪問について
  • 韓国・朴槿恵大統領の辞任
  • プーチン大統領の来日について
  • 北方領土問題の見通し
  • トランプ氏当選とマスコミ
  • トランプ氏の対中国政策について
  • 世界に必要な改革について
  • トランプ氏・プーチン氏を説得するための条件

ここに紹介したのは法話のごく一部です。詳しくは幸福の科学の施設で、ぜひご覧ください(下記参照)。

支部や精舎への問い合わせは、以下の連絡先まで。

・幸福の科学サービスセンター

Tel:03-5793-1727 : 火~金/10:00~20:00 土日/10:00~18:00

・同グループサイトの支部や精舎へのアクセス

http://map.happy-science.jp/ まで。

【関連書籍】

幸福の科学出版 『伝道の法』 大川隆法著

https://www.irhpress.co.jp/products/detail.php?product_id=1777

幸福の科学出版 『正義の法』 大川隆法著

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