新型コロナ対策で免疫力アップ 病気を治すのは薬ではなく「生活習慣」

新型コロナ対策で免疫力アップ 病気を治すのは薬ではなく「生活習慣」

 

新型コロナウィルスの感染が国内外に広がっていることで、病気への対策や予防などに関心が高まっている。免疫力を高めるために、食生活や運動習慣などを見直す人もいるだろう。

 

そこで本欄では、薬に頼らない健康法を広める専門家のインタビューを紹介する。

 

(※2014年7月号本誌記事を再掲。内容や肩書きなどは当時のもの)

 

◆     ◆     ◆

 

薬剤師・栄養学博士(米AHCN大学)・ボディトレーナー

宇多川久美子

(うだがわ・くみこ)

1959年生まれ。明治薬科大学卒。薬剤師として医療の現場に身を置く中で、薬漬けの治療法に疑問を感じ、「薬を使わない薬剤師」を目指す。現在は、自らの経験と栄養学・運動生理学などの豊富な知識を生かし、薬に頼らない健康法を多方面に発信している。著書に、『薬が病気をつくる』(あさ出版)、『薬剤師は薬を飲まない』(廣済堂出版)などがある。

医学は日進月歩で、新しい薬が開発され続けています。しかしながら、全国で患者数は増え、医療費はかさむ一方です。

 

私は数年前まで、調剤薬局に勤めていました。高血圧の薬などを患者さんに渡す際には、「一生のお付き合いになりますから」と伝えていました。しかし、「一生の付き合い」ということは、「薬で病気は治らない」ことを意味します。特に慢性疾患では、薬は症状を抑えるだけで、治すことはできません。

 

薬が有効なのは、あくまで緊急時です。出血多量なら止血剤が必要だし、重症の感染症にかかったら、抗生剤を使うべきです。一方、生活習慣病は、偏食や過度のストレス、運動不足などの習慣が原因なので、それを正さない限り治りません。

 

むしろ、薬を日常的に服用することは、健康にかなりマイナスです。実は、薬を飲むことで、体中の酵素が奪われてしまうのです。すると、代謝も悪くなり、体温が下がります。体温の低下は免疫力も下げてしまいます。つまり、習慣的に薬を飲んでいると、肝心の免疫力が落ちてしまい、病気にかかりやすくなるわけです。

 

そもそも、薬は合成物質であり、体にとっては異物です。ワクチンも含めて、副作用のない薬はありません。薬と毒は表裏一体なのです。

 

 

自分の中に名医がいる

血圧やコレステロールの基準値はどんどん厳しくなり、そこを超えると薬が処方されます。しかし、人の体型もさまざまです。たとえ血圧が150mmHgあったとしても、快適に暮らせているなら、それがその人の正常値ではないでしょうか。

 

実際、高血圧の薬を飲み始めてから、「体がだるくなった」という声を聞くことがあります。血圧が高い人には、何か高くないといけない理由があって、調整が働いているのだと思います。体の中には、自分にとっての名医がいると考えてください。

 

風邪やインフルエンザにかかると熱が出ますが、これも体が免疫力を高めようとしている証拠です。解熱剤で下げるのが必ずしもいいとは言えないのです。

 

生活習慣病の患者さんは、「運動する時間がない」などの理由で、薬に頼りがちですが、薬は習慣まで治してくれません。まず、「自分の体を苦しめてきた習慣は何か」を考えることが大事です。意識が変われば行動が変わり、行動が変われば、習慣も変わります。

 

 

1日17錠から薬ゼロに

実は私自身、大学生の頃から頭痛と肩こりに悩まされ、薬を手放すことができませんでした。医者からは、「首の骨がずれているのが原因だから治しようがない」と言われ、痛み止めの薬を飲み始めました。胃薬やビタミン剤、筋弛緩薬など、次第に薬は増え続け、30年近く経った時には、1日17錠の薬を飲むようになっていました。

 

「これは生活習慣が原因ではないから仕方がない」と考えていたのですが、運動の基本であるウォーキングを患者さんに教えるために、まず自分が正しい歩き方の指導を受けたところ、ガチガチだった首と肩が劇的に良くなったのです。それだけで薬を手放すことができました。

 

また、40歳の時の血管年齢は59歳でしたが、その後、食事などの生活習慣を改善したことで、現在の血管年齢は26歳に若返っています。意識して努力すれば、体は応えてくれるのです。

 

 

がんは生活習慣病

実は、がんも生活習慣病です。人間の体は毎日、何千個、何万個ものがん細胞をつくり続けていると言われています。それでも発症しないのは、免疫細胞が日々それを退治しているからです。つまり、がんを発症するのは、過度にストレスを溜めてしまう性格や生活習慣の乱れなどで、免疫力を下げたことが原因です。習慣を変えなければ、がんになる体質は変わりません。

 

また、抗がん剤の実態は、免疫抑制剤です。ですので、がん細胞にだけ効く薬が開発されない限り、抗がん剤は使うべきではないと思います。一番の"抗がん剤"は、自分の習慣を変えることなのです。

 

気持ちの持ち方次第で、人は健康にも病気にもなります。子供のぜん息なども、母親が神経質なケースが多いです。子供は敏感なので、母親の感情が安定していると発作が出なくなります。

 

しかし、「薬が病気を治す」と誤解している限り、患者さんは薬に頼ります。病気は、体が生活習慣の見直しを求めているサインです。安易に薬に頼れば、逆に自分を見つめる機会を失ってしまいます。薬をたくさんもらうと、特別扱いされたような気分になる人もいますが、それでは病気は治りません。

 

新しい薬や治療を勧められたら、「先生はその薬を飲みますか? その治療をしますか?」と聞いてみましょう。実は、自分には抗がん剤を使わない医師は多いのです。

 

年間の国民医療費は、40兆円近くにまで膨らんでいます。自分の健康は自分でつくるという意識が広まれば、医療費は減るはずです。病気を治すのは生活習慣なのです。(談)

 

【関連書籍】

『日野原重明の霊言』

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大川隆法著 幸福の科学出版

 

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