「アメリカはイランを攻撃すべきではない」 大川総裁が北海道で講演

「アメリカはイランを攻撃すべきではない」 大川総裁が北海道で講演

 

大川隆法・幸福実現党創立者兼総裁は24日、ANAクラウンプラザホテル千歳(北海道千歳市)にて、「仏法と勤労精神」と題して講演を行った。本会場には約1100人が集まり、講演の様子は全国に同時中継された。

 

「全世代型社会保障」を掲げる自民党をはじめ、各党が「手厚い保障」「バラマキ政策」を訴える中、幸福実現党は、「生涯現役社会」や「自助を基本とした社会保障」などの政策を出している。

 

大川総裁は、票は要らないと言っているように聞こえるかもしれないが、と前置きしつつ、「健康であれば、あるいは頑張れば働けるのであれば、収入の多寡は別として、世の中のお役に立つということ自体が幸福ですから、できるだけお役に立っていいと思う」と、勤労の精神の大切さを語った。

 

老後や健康に対する不安を持つ人に対しても、「皆さんはまだ可能性で満ち満ちている」「自分が変わることによって、他の人との関係を変えることができて、そして環境のせいにしないで突破していく力を持っている人は、多くの人を勇気づける」と鼓舞した。

 

 

票になるかならないかではなく、正しいことを言い続ける

大川総裁はまた、激動の世界情勢についても言及した。

 

6月の9日と16日には香港で、中国本土への容疑者の引き渡しを可能にする「逃亡犯条例」改正反対のデモが、それぞれ100万人、200万人規模で行われた。

 

ただ、これについて日本の政治家からはほとんど発言がない。与野党とも、中国との関係を悪化させたくないため、黙って知らん顔をしている。

 

これについて総裁は、「(他党は)票にならないことは、やる意義がないと考えているんです。私たちは「おかしい」と思うことに対してはちゃんと言っているんです。香港は国際都市、金融都市です。自由と民主主義と信仰のある国際金融都市が中国にあることは、中国の繁栄にとっても大事なことです」と、香港の自由と繁栄を守ることの大切さを訴えた。

 

また、中国から人権弾圧を受け、虐殺されているウイグルの人々が、自民党にいくら助けを求めても何もしてくれない状況にある中、大川総裁や幸福実現党は折に触れて、ウイグル人の人権を守るべきだと訴え続けてきた。

 

総裁は、大阪で行われるG20首脳会談を前に、ウイグル人の活動家に日本入国のビザが発給されたことも、言論による"プレッシャー"が効いていると語り、間違ったことを変えていくために、もっと力を持ちたいと述べた。

 

 

イランは宗教大国 アメリカは攻撃をすべきではない

アジアにおいて覇権拡大を狙う中国の動きが、第三次世界大戦のひとつの引き金になるとすれば、もう一つの危険は中東地域にある。

 

安倍晋三首相が、アメリカとイランの仲介役として、イランの最高指導者ハメネイ師と会談している最中、日本企業が運航するタンカーが攻撃を受けた。

 

アメリカはこれをイランの仕業として非難し、さらに無人偵察機が撃ち落されたとして、イランに攻撃を仕掛けようとした。トランプ大統領は攻撃10分前に中止を命じたというが、今なお、一触即発の状態は続いている。

 

これについて大川総裁は、「アメリカ側からは、北朝鮮とイランが同じように見えているのだろうと思うけれど、宗教的に霊的に見る限りは、同じものではないということです。イランは宗教大国としての長い歴史を持っていて、北朝鮮や中国のような個人独裁の専制政治とは違っています」と、霊的な探究を踏まえて語った。

 

その上で、「トランプさんの見方は、全体的には幸福実現党と考え方を同じくする方向では動いてはいるんですけども、このイランマターに関してはちょっと違うと見ています。やや宗教的理解が足りてないと感じる」と、イランに挑発的なアメリカの姿勢を喝破し、「イランに攻撃をかけるようなことは勇み足でやるべきではない」と強調した。

 

大川総裁は、背景にある宗教対立について読み解きながら中東の歴史を振り返り、親米国家であるイスラエルやサウジアラビアの問題点を指摘した。

 

一方、日本に対しては、原油を中東に依存している現状を踏まえ、原発再稼動などでエネルギー自給率を高めること、ロシアと平和条約を結んで友好関係を築き、中国の危機に対抗することなど、急ぎ打つべき手を示した。

 

最後に、「幸福実現党からさまざまな意見、考え方が出ています。でも政府からは出ていないし、野党からも出ていません! 勇気は要ると思うけれど、こうした新しいものの考え方は、未来を見据えて言っているので、どうか勤労精神を忘れず、勤勉に物事を伝えていってほしいと思います」と参加者に呼びかけた。

 

 

正しい価値判断をするために宗教政党が必要

講演後には、幸福実現党の釈量子党首と、同党北海道本部統括支部長の森山佳則氏があいさつした。

 

森山氏は、「ウラジオストクに行ってきたが、スーパーでは中国産の野菜が並んでいた。北海道産のおいしくて安全な野菜をロシアに輸出させていただくのはいかがでしょうか」と会場の参加者に語りかけ、「日本の食料基地から世界の食料基地へと、北海道の農業を成長させ、繁栄を実現したい」と決意を述べた。

 

釈党首は、「中国の覇権拡大に対峙すべく、さまざまな活動をしてきたが、中東でもすわ戦争か、という状態。つくづく宗教政党の時代が来たということ」と述べ、「私たちがやろうとしていることは、小さなことではありません。日本だけでなく、世界の方々も救う活動です」と、力強く支援を呼びかけた。

 

今回の講演では、以下のような論点にも言及した。

  • 日本人の平均寿命が100歳を迎える時代に心がけること。
  • すべての人は生まれてくるときにチャンスを与えられている。
  • 人間関係の苦しみを解消するには。
  • 病気が治るメカニズムについて。
  • 自分の使命を自覚することの意味。
  • 習近平・中国国家主席が進める「顔認証システム」による監視。
  • 中東諸国を脅かす、イスラエルの軍事力。
  • シーア派総本山のイランと、スンニ派のサウジアラビアとの対立。
  • 日本の原油の8割以上は中東諸国に依存している。
  • 原発再稼動の条件は厳しすぎる。
  • 年金問題の二つの解決策。

 

会場を埋め尽くした参加者。

 

ここに紹介したのは法話のごく一部です。

詳しくは幸福の科学の施設で、ぜひご覧ください(下記参照)。

・幸福の科学サービスセンター Tel:03-5793-1727

 火~金/10:00~20:00 土日祝(月曜を除く)/10:00~18:00

・同グループサイトの支部や精舎へのアクセス

 http://map.happy-science.jp/まで。

 

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2019年6月14日付本欄 香港デモとイラン沖タンカー攻撃に対し日本は何を言うべきか 大川総裁が大阪で講演

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2019年6月20日付本欄 アメリカとイランの対立:日本には仲裁する宗教的使命がある

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2019年6月15日付本欄 イラン問題をどう考えるべきか ロウハニ大統領、ハメネイ師の守護霊霊言

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2019年6月14日付本欄 逃亡犯条例反対デモで揺れる香港 「民主の女神」アグネス・チョウさんの願い

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