アメリカは中国支援をやめるべき【アメリカ人日本史研究者に聞く大東亜戦争(3)】

2015.07.15

フルブライト研究者

ジェイソン・モーガン

プロフィール

(Jason Morgan)米国ウィスコンシン大学で日本史研究の博士課程に在籍中。現在、法制史の研究のため、日本の法学者である末弘厳太郎と穂積重遠とともに、東京裁判も研究している。

「日本とアメリカの戦争は全く必要なかった」――。そう語るのは、新進気鋭のアメリカ人日本史研究者でフルブライト研究者のジェイソン・モーガン氏。本誌8月号でインタビューを紹介しているが、紙幅の関係で掲載しきれなかった内容を3回に分けて紹介する。最終回の今回は、アメリカがなぜ中国に甘いのかについて。

慰安婦問題は中韓のプロパガンダ

――慰安婦問題や南京事件についてどう見ていますか?

戦時下で女性たちが売春婦にならなければならなかったのは、本当にかわいそうな出来事だったと思います。しかし私は、慰安婦問題は中韓のプロパガンダであって、完全に政治的なものだということに気づきました。

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