「保護」はかえって格差を拡大させる

2009.02.10

2009年4月号記事

法と経済学の視点から「自由」を考える

政策研究大学院大学教授 福井秀夫氏

(ふくい・ひでお) 1981年東大法学部卒、京大博士(工学)。規制改革会議委員。建設省、法政大教授、ミネソタ大政治学科客員研究員を経て現職。専門は行政法、法と経済学。著書に『ケースからはじめよう 法と経済学』『司法政策の法と経済学』(日本評論社)『官の詭弁学』(日本経済新聞社)『都市再生の法と経済学』(信山社)など。

不況色が深まる中で、構造改革や自由主義的な考え方に対する反発が高まってきている。企業の「派遣切り」に対する批判などはその象徴だが、果たして本当に「自由」が問題だったのか。そこで、改めて自由と規制の関係について考えてみたい。政策研究大学院大学教授の福井秀夫氏が論点を整理する。

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タグ:   憲法  拡大  保護  経済学  格差  自由 

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