2020年までに東京―大阪間にリニアを 求められる壮大なビジョンを実現させる政治家

2014.11.04

JR東海の柘植康英社長がこのほど、2045年に予定しているリニア新幹線の名古屋―大阪間の開業時期について、前倒しする可能性に言及した。

先般、同社は、2027年の開業に向けた、東京―名古屋間のリニア新幹線の着工が認可された。大阪まで開通すれば、東京―大阪間の往復は、約5時間から2時間に短縮される。経済活動の最大の資源である「時間」を生み出す効果は絶大だ。

商談や会議などの出張でも、半日で帰ってくることが可能になり、ビジネス環境は劇的に変わり、人々の持ち時間が増える。単純に考えれば、これまでの半分以下の時間でさまざまな経済活動が進められる。もちろん、移動時間が短縮された分だけ、各地で滞在する時間的な余裕も生まれることから、新たな観光需要も生まれるだろう。

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