日本は「日印同盟」&「日露協商」で乗り切れ

2008.12.16

2009年2月号記事

退場するアメリカ───

アメリカのオバマ次期大統領は12月初め、外交・安全保障チームを固め、国務長官にヒラリー・クリントン上院議員を起用。クリントン政権時代の「親中・嫌日」政策が再現される可能性が高まった。それに先立つ11月下旬、アメリカ政府はこれまでのアメリカによる「一極体制」を見直す報告書を出した。その中で「日米同盟破棄、米中同盟成立」の可能性にも言及しており、もはや日本は日米同盟だけでは自国を守れなくなっている。そこで日本の選択肢として浮かび上がってくるのが、インドとの軍事同盟と、ロシアとの協商関係だ。 (編集部 綾織次郎)

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