地球人としての意識に目覚めよ

1995.05.03

(『宗教選択の時代』第8章「ネオ・ジャパニーズ・ドリーム」より抜粋。1993年12月23日収録)

人を愛しなさいと教えたはずだ。

なぜ、奪うことばかり考える。
互いに愛し合え。
また、仏法真理というものを知って生きていけ。
霊界世界は必ずある。
そこから、人は生まれ変わって、生きているのだ。
なのになぜ、この世だけに目的を求める。
そして、さまざまな地に転生輪廻している仲間であるにもかかわらず、
どうして民族主義の枠を超えることができないのか。
いまは日本人に生まれていても、
過去は、アトランティス、アメリカ、中国、インド、
いろいろな地に生まれている。
いま他の地域に生まれている人も同じである。
なぜ憎しみ合う。
同じ仏の子であろう。
なぜ憎む。

「肌の色の違いや、言葉の違いによって、宗教が民族を隔てた」と、
言う方もあるであろう。
確かに、歴史的にはそういう面もある。
しかし、今、幸福の科学は、
「すべての宗教は、一つである。
根源なるものから現われてきている」
ということを、教えている。
幸福の科学の教えが、
たとえ全世界に広がったところで、
キリスト教がなくなるわけでもない。
仏教がなくなるわけでもない。
イスラム教がなくなるわけでもない。
日本神道が、日本の神々の教えが、なくなるわけでもない。
中国の儒教がなくなるわけでもない。
天上界から降ろされた教えは、すべて私と関係がある。
それらの教えを降ろした時に、
立ち会ったことがある。
指導したことがある。
その本人が、いま地上に現われて、
エル・カンターレとして、あなたがたに、
「諸宗教の統合・統一こそ、
全世界人類を救う道である。唯一の道である」
ということを、教えているのだ。
唯一なる法、地球的仏法真理によって、すべてを統合する。

民族の枠を超えよ。
地球人としての意識に目覚めよ。
そして、共に助け合って生きることを知らなくてはならない。
宗教の違い、肌の色の違い、言葉の違い、民族の違い、
このようなものを理由にしてはならない。
それらはすべて、
あなたがたが、地上でさまざまなる魂経験をするために用意された
環境であるのだ。
それは、根本的な違いではなく、
三次元における現われ方の違いにしかすぎない。
われらは、すべての宗教を超え、民族を超えて、
地球的仏法真理を説くべき時が来た。
この法が、世界の人びとに信じられ、受け入れられることによって、
人類は、世紀末を乗り越えて、
来世紀、新しい文明へと入っていけるのだ。


タグ: 宗教選択の時代  The Perspective 

「自由・民主・信仰」のために活躍する世界の識者への取材や、YouTube番組「未来編集」の配信を通じ、「自由の創設」のための報道を行っていきたいと考えています。
「ザ・リバティWeb」協賛金のご案内

YouTubeチャンネル「未来編集」最新動画



記事ランキング

ランキング一覧はこちら