WSJ報道から見る中国の今【澁谷司──中国包囲網の現在地】

2026.07.09

アジア太平洋交流学会会長・目白大学大学院講師

澁谷 司

(しぶや・つかさ)1953年、東京生まれ。東京外国語大学中国語学科卒。東京外国語大学大学院「地域研究」研究科修了。関東学院大学、亜細亜大学、青山学院大学、東京外国語大学などで非常勤講師を歴任。2004年夏~05年夏にかけて台湾の明道管理学院(現・明道大学)で教鞭をとる。11年4月~14年3月まで拓殖大学海外事情研究所附属華僑研究センター長。20年3月まで、拓殖大学海外事情研究所教授。著書に『人が死滅する中国汚染大陸 超複合汚染の恐怖』(経済界)、『2017年から始まる! 「砂上の中華帝国」大崩壊』(電波社)など。

米ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)は高級紙であり、中国情勢に関してもさまざまな分析が掲載されている。その中で今回は、少し気になる記事をいくつか扱ってみたい。

粛清におびえ、風水に頼る高官たち

2026年6月16日付WSJが掲載した調査報道によれば、習近平主席は「反腐敗」で政治的忠誠を強要し、手段も残酷な"粛清"運動へと徹底的に変質させてしまったという(*1)。

執筆者の王春翰(おう・しゅんかん)とアンドリュー・バーネットは、中央紀律検査委員会が2013年から2026年5月までに公表した940件以上の幹部処分通達を分析した。その結果、2025年に中国共産党の法執行機関が処罰した人数は100万人近くに上り、過去最高を記録したことが判明したという。

(*1)2026年6月21日付中国瞭望

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タグ: 中国包囲網の現在地  澁谷司  台湾侵攻  権力  債務  粛清  WSJ  中国軍  風水 

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