バイデン大統領が同性婚擁護法に署名・成立 リベラルメディアは"快挙"と称賛するが……

2022.12.14

法案の署名式でスピーチするバイデン氏(画像はホワイトハウスのYouTubeチャンネルからキャプチャー)。

《ニュース》

バイデン米大統領は13日、同性婚や人種の異なるカップルが結婚する権利を保障する「結婚尊重法案(Respect for Marriage Act)」に署名し、成立させました。

《詳細》

同法は、各州に同性婚の合法化を求める内容ではありませんが、全州で合法的に行われたあらゆる結婚に関し、連邦政府がその有効性を認め、尊重するよう定めたものです。

さらに同法は、他の州で合法的に行われた同性カップルによる結婚の有効性を、他の州も認めるよう義務付けています。

同性婚を巡っては、オバマ政権時の2015年に連邦最高裁が下した判決により合法となっていますが、民主党陣営は今後の最高裁の判決によって覆される可能性があると見ており、この度の連邦法で保障を強化した形です。

法案の署名式にはLGBTQ(性的少数者)の活動家や支持者らが出席。そこには、自らを男性でも女性でもないとするドラァグクイーン(*)のマルティ・ゴールド・カミングス(Marti Gould Cummings)氏も招待されましたが、同氏は治安悪化が著しいニューヨーク市で、「ディファンド・ザ・ポリス(警察予算を打ち切れ)」運動を強力に推進し、年少者が自身のように女装して踊ることを支持するなどしてきた人物で、果たしてホワイトハウスへの招待が相応しかったのか、疑問の声が上がっています。

(*)ドレスやハイヒールなど派手な女装でショーを行うパフォーマー。

《どう見るか》

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タグ: 人種差別  LGBTQ  ハンター・バイデン  バイデン大統領  汚職  同性婚  検閲 

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