ロシア軍がウクライナのヘルソンから撤退 撤退は合理的であり、ロシアの東部攻勢が強まる
2022.11.11
《ニュース》
ロシア国防省は9日に、南部ヘルソン市からの軍の撤退を命じ、撤退を急がせています。
《詳細》
ロシアのスロビキン総司令官は、「ウクライナ政府がダム攻撃などで広い範囲を浸水させれば、民間人に大きな被害が生じ、(ドニエプル川の)西岸に展開する我が軍も孤立する」「ドニエプル川に沿って防衛するのが適切だ」などと提案し、ショイグ国防大臣がそれを了承しました。そしてショイグ氏は「兵士の命は優先事項で、住民への脅威にも留意せねばならない」と述べ、軍の移動を命じました。
スロビキン氏によれば、撤退に先立ち、11万5000人以上が、ロシアが支配するドニエプル川の東側に避難したといいます。
ヘルソンをめぐっては、ウクライナ軍がロシア軍の補給地点を攻撃し、厳しい状況が続いていました。
《どう見るか》
「自由・民主・信仰」のために活躍する世界の識者への取材や、YouTube番組「未来編集」の配信を通じ、「自由の創設」のための報道を行っていきたいと考えています。
「ザ・リバティWeb」協賛金のご案内
YouTubeチャンネル「未来編集」最新動画