次期衆院選 福岡6区から西原氏、比例九州から江夏氏 幸福実現党出馬会見
2020.01.29
会見に臨む、幸福実現党の西原氏(右)と、江夏氏。
幸福実現党の西原忠弘(にしはら・ただひろ)氏が28日、福岡県庁で、同党の公認候補として次期衆院選福岡6区に立候補することを表明。同党幹事長の江夏正敏(えなつ・まさとし)氏も、比例九州ブロック1位での立候補を表明した。
西原氏は、1955年福岡県生まれ。地元の東筑高校、法政大学に進学。製薬会社に務めた後、90年に幸福の科学に奉職。九州本部長や福岡正心館館長などを経て、幸福実現党福岡県本部総務会長を務める。
福岡6区、西原氏「国防強化と外交力」
西原氏は、以下のような政策・社会の実現を掲げる。
1.国防強化と外交
- 中国、北朝鮮の脅威から国民の生命・安全・財産を守る(軍事及びサイバーを含む)。
- 日米同盟を強化しつつ、日ロ平和条約締結を北方四島返還に優先させ、互いの経済成長を進める。
- 中国・ロシアの同盟が結ばれないよう阻止し、第三次世界大戦の火種を消す。
2.大減税こそ、最大の福祉であり、経済成長のための重要条件
- 大減税により、国民の生活を楽にし、消費を喚起して、企業や商店の売り上げを増やす。そうすると、人々の給料が上がり、さらに消費が進み、経済成長のサイクルに入ってGDPが増大する。その結果、国力が増し、年金問題が解決され、国防・福祉も進められる。
- 今、銀行が危ない。先行きの見通しが悪く、企業が投資しないので、金融緩和しても借り手がいない。減税はバラマキと違い、自助努力、やる気、未来への明るい希望を国民に与えられる健全な一手である。
3.憲法改正、自分の国は自分で守る、当たり前の国防を
- 世界情勢の変化に応じた適切な憲法改正が必要。国民の幸福のための憲法であり、憲法を守るために国民が滅ぶような状況に陥ってはならない。
- 憲法9条改正し、自衛隊は「国防軍」と正直に明記し、平和を愛していない侵略国家には屈しないことを世界に宣言する。
比例九州ブロック、江夏氏「日本版トランプ減税を」
比例九州ブロック1位の江夏氏は、1967年福岡県生まれ。大阪大学を経て、幸福の科学に奉職。広報局長、人事局長、HS政経塾長などを経て、現職。
江夏氏が目指すのは、「日本版トランプ減税」だ。
まず、年5%の経済成長によって、2035年までにGDPの倍増を目指す。2050年までには、日本と中国のGDPをひっくり返して、世界を引っ張っていけるだけのオピニオンを持ち、「世界正義にとっての善悪」を明確に発信できる国になることを描く。
大型減税を行っている最中のアメリカでは、トランプ大統領の就任3年で、新しい雇用が700万人増え、失業率も50年ぶりの低水準まで下がるなど、経済が好調。
日本でも、消費税、法人税、所得税、相続税・贈与税などの税金を軒並み下げることで、「人」「物」「金」「情報」の循環速度が速まり、経済繁栄が実現するという。
2009年の立党以来、掲げ続けている幸福実現党の「減税」政策に、今後とも注目していきたい。
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