ウイグル人100万人が臓器を奪われる危機? 人権弾圧の実態 Report
2018.05.29
4月末にベルギーのブリュッセルで行われたウイグル人団体による抗議デモ。
2018年7月号記事
中国共産党の人権弾圧
「投獄され、拷問され、臓器を取られた」
神を信じると「罪」になる国 Part2
大国然として振舞う中国だが、その内実は、過酷な人権弾圧が続く「監獄国家」だ。
先月号に引き続き、その実態に迫る。
(編集部 大塚紘子、長華子、小林真由美)
contents
ウイグル人100万人が臓器を奪われる危機? 人権弾圧の実態 Report
Part1
人権弾圧の実態 Report
ウイグル人100万人が臓器を奪われる危機?
「新疆ウイグル自治区の大都市、カシュガルを歩くウイグル人は女性と子供ばかりで、男性はほとんどいません。なぜなら収容所に入れられているからです。私の2人の兄弟と、高齢の父親も拘束され、今どこにいるのか、生きているのかも分かりません」
4月に来日し、ウイグルの人権状況について講演した、世界ウイグル会議総裁のドルクン・エイサ氏はこう訴えた。
止まらないウイグル人拘束
2017年春から、100万人以上のウイグル人が何の罪状もなく身柄を拘束され、「再教育キャンプ」に送り込まれていると報じられている(*1)。
(*1)2018年2月5日付米政府系放送「ラジオ・フリー・アジア(RFA)」。
次ページからのポイント
「『再教育』とは名ばかりで、その実態はナチス・ドイツの強制収容所そのもの
法輪功学習者への「臓器狩り」
次のターゲットはウイグル人?
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