米下院補欠選挙の立候補者がUFOアブダクション暴露で大騒ぎ
2017.10.24
米フロリダ州選出の下院議員が4月に引退を表明し、その補欠選挙の立候補者が、過去にエイリアン・アブダクションをテレビインタビューで告白していたことが話題になっている。
注目の人物は、共和党から立候補しているベティーナ・ロドリゲス・アギレラ氏(59歳)。10月16日付マイアミ・ヘラルド紙のサイトに、彼女が、7歳の時から数回UFOにアブダクションされたことを詳述した、2009年のテレビ番組の動画がアップされている。
7歳の時にアブダクションされた
それによると、彼女は7歳の時、金髪で大柄な4人の男女に丸いUFOに乗せられたという。内部には丸椅子があって、そこでローブを着た宇宙人にテレパシーを使って色々な話を聞いたそうだ。
その内容は、以下のようなものだ。
「地中海のマルタ島の洞窟には人間のものではない3万もの頭蓋骨がある」
「世界のエネルギーの中心はアフリカにある」
「(彼女の地元フロリダにある)石灰岩でできたコーラル城は古代ピラミッドである」
「神は大宇宙のエネルギーであって人ではない」などの内容だ。
マイアミ・ヘラルド紙は、政治評論家による「この発言は彼女の選挙戦にダメージを与える。政治家でいながらこんな発言をしたら、彼女に献金した人も考えを変えるだろう」という批判も載せている。
「レーガンやカーターもUFO目撃を公言している」
一方で、16日付ワシントン・ポスト紙では、マイアミ・ヘラルド紙の記事を紹介しながら、なぜこのような体験を公表したのかを尋ねると、彼女は「そういう流れの中で聞かれたから答えたまで」と語ったという。
さらに「レーガンやカーター大統領がUFOの目撃を公言し、ホーキング博士やバチカンのような機関が、我々は孤独ではないと言ってきた。私はクリスチャンで固く神を信じているし、数多くの銀河には知的生命体がいるはずだと信じるアメリカ人の多数派に属している」と平然と答えている。
地球人は、宇宙に遍在する知的生命体の一部なのだという広い視点・確信を得てしまうと、肩書や評判などは小さなことのように思えるらしい。
世界中にエイリアン・アブダクションを公表する人は次々に現れ続けている。(純)
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