撮影現場の熱気 映画「天使に"アイム・ファイン"」園田監督インタビュー(2)

2016.03.15

監督・脚本

園田映人

プロフィール

(そのだ・ひでと)1970年、宮崎県生まれ。早稲田大学を卒業後、映像制作会社レイシェルスタジオを設立。一般企業のCMや教育ビデオ、プロモーションビデオ制作を行う。その傍ら、ドキュメンタリー映画「bloom」(2008年)、「尖閣ロック」(13年)などの制作・監督を務める。

3月19日(土)から全国で公開となる映画「天使に"アイム・ファイン"」の監督・脚本を手がけた園田映人さんに、映画に込めた思いや制作の裏側を聞きました。全3回でお届けします。2回目の今回は、撮影スタッフの心意気と、「天使」へのこだわりについて。

撮影現場の雰囲気がよかったワケ

――芦川さんも、主演の雲母さんも、撮影現場の雰囲気がすごくよかったと話していました。何か心がけたことはありますか?

園田映人監督(以下、園田): 怒らない。これにつきます(笑)。いろいろな反対意見を言う人もいましたが、一旦は受け入れた上でキャッチボールしていく姿勢を貫きました。そういう姿勢を評価いただいたのかもしれません。

でも、それ以前に、スタッフがよかったんだと思います。今回のスタッフの集め方は、脚本ありきだったんです。脚本を読んで、いいと思った人が手を上げてくれた。今、日本映画はすごく本数が多くて、仕事ができる人は引く手あまたですから、それこそ大作を蹴ってこの作品に集まってくれた人もいる。

ガンの経験があったり、お子さんが難病を抱えていたりする方もいましたし、何かしら内容に共感した人たちが参加しています。スタッフ全員の作品に向き合う気持ちが、いい雰囲気をつくっていたのだと思います。

新しい天使像を描きたかった

――主演の雲母さんは、園田監督はとても個性的な方だということと、撮影中に自信がなくなってしまったとき、時間を取ってゆっくり話ができたので持ち直せたということを話していました。

園田: 雲母さんの役というのが、お姉さんを亡くしたばかりで喪服姿の美里の役と、天使の役の1人2役だったので、難しい役なんですよ。雲母さんは、ソフトな印象に見えて、実は非常にロジカルな取り組みをする人なので、心のバイオリズムがあまりぶれなかったんです。だから難しい1人2役もできたんですね。

とはいえ、1日の撮影の間に、喪服、天使、喪服とか、天使、喪服、天使ということがあるわけです。気持ちの部分が全く違う。これは役者さんにとって大変なことなんです。しばらくは耐えていたんですが、あるきっかけがあって、ちょうど美里役のラストシーンの撮影の時にコントロールが難しくなってしまった。ですから、その時に話をしたのは想定内のことですし、監督として当然のことです。

――雲母さんが、心が楽になった監督の言葉として、「雲母さんの天使でいい」と言われたことだったそうです。これはどういう意図だったのでしょうか?

園田: 他のいろいろな映画の天使を見ていくと、真面目に描いている天使は、キリスト教的な、どこか憂いがある天使だったり、あるいは逆に、地上に降りて暴れる堕天使が多いんですよ。この作品では、新しい天使像を描きたかったんです。明るくてポジティブで、人を救うことが大好きで、そうすることが幸せ。そんな天使です。

雲母さんが天使っぽくしようと思ってしまうと、今までの作品に出て来るような、ただ無邪気なだけの天使になってしまうかもしれないと危惧したわけです。雲母さんも賢い人なので、頭で考えてしまうと現在の雲母さんが知っている天使になってくる。でも、もっと本質的な、本来持っているけれども、まだ本人さえも気づいていないような輝きを出したかったんです。

芝居のうまさという意味では未熟さもあるかもしれないですが、メンタルな部分でこの作品に正面から向き合っていれば、それを超えるところまでいくと考えていました。

作品の中では、天使自身が成長していくところも描いています。でも実は、この作品を作っていちばん成長したのは僕かもしれません。ずっと天使のことを考えてこれまで生きてきて、この作品を通して、「天使として生きたい」という覚悟が定まってきたような気がします。

この作品で描いた天使は、この世の中で、人の幸せを願って日々活動している人たちそのものでもあるんです。天使みたいに生きている人って、いるじゃないですか。この作品を観た人が、天使として生きていきたいと思っていただけたら最高ですね。

(続く)

【関連サイト】

映画「天使に"アイム・ファイン"」 劇場予告編

https://www.youtube.com/watch?v=SYmxkrOAA8k

映画「天使に"アイム・ファイン"」公式ページ

http://www.newstar-pro.com/tenshi/

劇場情報はこちら↓

http://www.eigakan.org/theaterpage/schedule.php?t=464

【関連書籍】

幸福の科学出版 『「アイム・ファイン!」になるための7つのヒント』 大川隆法著

https://www.irhpress.co.jp/products/detail.php?product_id=1616

幸福の科学出版 『アイム・ファイン』 大川隆法著

https://www.irhpress.co.jp/products/detail.php?product_id=125

幸福の科学出版 『「天使に"アイム・ファイン"」公式フォトブック』(主題歌DVD付)

「天使に”アイム・ファイン”」製作委員会 編

https://www.irhpress.co.jp/products/detail.php?product_id=1636

【関連記事】

2016年3月13日付本欄 脚本へのこだわり 映画「天使に"アイムファイン"」園田監督インタビュー(1)

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2016年4月号 震災から5年 園田監督がロケ地を再訪 「福島から幸せを運びたい」 - 映画「天使に"アイム・ファイン"」特別企画

http://the-liberty.com/article.php?item_id=10964

2016年3月号 「新しい天使像を描きたかった」- 天使にアイム・ファイン 映画公開直前レポート

http://the-liberty.com/article.php?item_id=10822


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