カテゴリ「政治:国際政治」の記事一覧
2018.03.10
保護主義とは言えないトランプ大統領の輸入制限
《本記事のポイント》 中国のダンピングは安全保障上の脅威 原理主義的な自由貿易によって国家は強くならない アメリカの世論も経済学者も原理主義的な自由貿易に疑問を呈し始めた トランプ米大統領は、日本時間の9日未明に鉄鋼とアルミニウムの輸入制限を正式に発表した。鉄鋼に25%、アルミニウムに10%の関税...
2018.03.08
南北首脳が会談へ 北朝鮮の泣き落とし戦略か
Willrow Hood/Shutterstock.com 《本記事のポイント》 北朝鮮が泣き落とし戦略に転換 北朝鮮との約束はことごとく破られてきた 対話が時間稼ぎにならないよう、金氏の本心を見抜く必要がある 北朝鮮が戦略を転換している。 韓国大統領府は6日...
2018.03.06
オリンピックで滅ぶ国、浮かぶ国
Shutterstock.com 9日開幕の平昌パラリンピックに向けて、このほど、聖火リレーがソウルで始まった。 選手たちの活躍に水を差すような政治的駆け引きはご免こうむりたい。 実際、平昌オリンピックをきっかけに韓国と北朝鮮が急接近した。核・ミサイル開発を続ける北朝鮮に時間的猶予を与え、北に近づきたい文在寅・韓国大統領の政...
2018.02.26
平昌オリンピックが閉幕 「平和の祭典」は北朝鮮の核問題を解決に導いたか
Sagase48 / Shutterstock.com 《本記事のポイント》 平昌五輪が閉幕したが、北朝鮮の核開発問題に改善は見られない 北朝鮮は「核・ミサイル開発」と「金体制の維持」を諦めない 「対話による解決」という幻想から覚め、北朝鮮問題を解決する現実的な手段を ...
2018.02.08
アメリカで高まる中国脅威論 「経済発展で民主化」という幻想から覚めつつある
《本記事のポイント》 アメリカが中国を「最大の脅威」として位置付けている 「経済発展すれば中国が民主化する」という幻想は覚めつつある トランプ氏は、中国を育ててきた過去の大統領の「尻拭い」をしている 米中関係の今後の動向に注目が集まっている。 ...
2018.01.29
Expert Interview - トランプ政権は、対中制裁に舵を切る
2017年12月に東京都内で行われた会議「J‐CPAC」で、「アジアの平和を考える」と題したパネルディスカッションで演説するチャン氏(中央)。 2018年3月号記事 Expert Interview トランプ政権は、対中制裁に舵を切る 中国の覇権主義的な野望をいち早く見抜き...
2018.01.26
日韓合意・首相改憲案のような“手法”を中国では「厚黒学」と呼ぶ
つのだよしお/アフロ 《本記事のポイント》 腹黒く"成功"する技を説いた『厚黒学』という危険書 「矢柄切断法」「鍋補修法」を実践する日本の政治家 欺く時は「仁義・道徳の衣」で…… ある男が、矢に当たった。 &n...
2018.01.19
韓国と北朝鮮が五輪で合同チーム結成か 対話で北朝鮮が核放棄する可能性はない
平昌五輪とパラリンピックの公式マスコットたち。 《本記事のポイント》 平昌五輪で南北合同チームを結成し、開会式でも合同入場する可能性がある 北朝鮮は韓国を取り込もうとしているが、トランプ米大統領の真意は不明 北朝鮮を核放棄させるには、金体制の崩壊を目指すべき 韓国と北朝鮮は17日、2月に開...
2018.01.14
南北会談でどうなる北朝鮮問題!? アメリカでは「先制攻撃」を求める声も
《本記事のポイント》 南北会談が行われたが、アメリカでは、北朝鮮への先制攻撃を求める声もある 米リベラルメディアも、過去数十年に渡る「対話戦略」の失敗を認識 会談や五輪は、次の行動への「布石」だと見るべき このほどの南北会談を受け、北朝鮮へのアプローチが今後どのように変化するか、日本でも議論が盛ん...
2018.01.11
日韓合意、骨抜きへ 「慰安婦教」の開祖は日本人
文在寅大統領(Wikipediaより)。 《本記事のポイント》 日韓合意は、外交的な"モルヒネ"に過ぎなかった 反日ムード、反日の教師組合、「性奴隷」の言葉……全て日本人がつくった まずは、政治家の思考回路や、日本人の意識の中にある間違いを正すべき ...