10 日、米航空宇宙局(NASA)は、惑星探査機「ケプラー」で地球型の太陽系外惑星を発見したと発表した。岩石を主成分とする惑星で、今までに見つかった中では最小という。

ケプラーが白鳥座と琴座の間にある領域を観測中に発見したこの惑星は、地球から 560光年離れたところに位置。惑星「ケプラー10」の周りを回り、「ケプラー10b」と命名された。直径は地球の約1.4倍、質量は地球の約4.5倍。

肝心の生物がいるのかどうかの可能性だが、昼間の温度は 1400度なので生物が棲むには適さないという。

ちなみに、昨年、NASAが発表した「グリーゼ 581g」も地球に似た惑星だ。こちらは地球から天秤座の方向に、20光年離れた、赤色矮星「グリーゼ581」の周りを公転している惑星。やはり岩石でできていて地球に似ている。距離的にも断然地球に近く、大気と水があれば生物が育つ環境が整うという。

“地球的生物”の発想からすれば「グリーゼ 581g」のほうが「ケプラー10b」よりも存在の可能性が高い。だが突拍子もない想像が許されるならば、何千度もの超高温にも耐えられる宇宙生物がまったくいないという確証もない。なにしろ猛毒のヒ素を栄養にして生きる生物がいるぐらいなのだから(NASAの昨年12月の地球外生命体の発表)。

太陽のコロナ周辺に出入りする巨大なUFOが映っている衝撃映像を見たことがあるが、あの太陽には大陸があって、そこに住んでいるものがいるのではという情報さえもある。

“常識”はゆっくりとではなく、雪崩を打つように衝撃を伴って崩れ去るときが来るのではないか。(ア)

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