産経の「風を読む」コーナーで、米国人学生の日本に対する興味が高まっていると報じている。その数は、たとえばコロンビア大4200人のうち、一割強の550人にものぼるという。
1980 年代にジャパン・バッシング(日本たたき)といわれ、1990年代にジャパン・パッシング(日本素通り)、昨年2010年4月にマイケル・オースリンがウォール・ストリート・ジャーナル紙にジャパン・ディッシング(日本切捨て)論を展開したのを思い出す。
それでも米国にとって日本は「なくてはならない存在」と考えている学生が多くいることは、草の根レベルで日米安保を支える素地があることを示していると言える。
外交は最後は人と人との信頼感があって成り立つものだ。日本側もこうした傾向を知り、自国の安全保障等のためにも大切な種まきの機会を逃してはならないだろう。( HC)
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