2015年5月号記事

編集長コラム Monthly Column Web用ロングバージョン

「自由の創設」としての大東亜戦争

戦後70年の2015年、中国が歴史問題で攻勢を強めている。

国連安保理で中国の王毅外相は2月、議長の立場を利用してわざわざ公開討論を催した。「今年は反ファシズムの勝利」の年だとして、「過去の侵略のごまかしを試みる者がいる」と暗に日本を批判した。

中国はこの日本へのレッテルを永遠に定着させようとしているようだ。