北朝鮮の元最高指導者・金正日総書記が死亡して17日で3年が経った。2011年当時の公式発表では、「視察に向かう列車の中で、心筋梗塞を起こして17日朝に死亡した」とされていた。だが、17日付産経新聞は、「長女の家で倒れ、搬送先の別荘で死亡していた」可能性が高いとする、龍谷大学の李相哲教授の研究を報じている。

当時、米韓当局は衛星情報の分析で、死亡したとされる17日当日、正日氏の専用列車が動いていなかったことを確認している。今回の研究が、正日氏の死の真相究明につながるかもしれない。

李教授は、脱北した複数の北朝鮮高官や中韓の政府文書を基に検証。その結果、正日氏は2011年12月16日、体調悪化で地方視察を取りやめて官邸で休んでいた。そこに、後継者に指名した金正恩氏から電話がかかってきたが、「怒鳴り声が聞こえるほど激昂していた」という。

その後、正日氏は長女・金雪松氏の家に向かい、ワインを飲みながら何かを話していたというが、その後、泡を吹いて倒れているのが見つかった。すぐに医療設備が整った別荘に搬送されたが、16日夜に死亡したというのだ。

実は、正日氏の死亡が発表された翌日の2011年12月20日、大川隆法・幸福の科学総裁は、正日氏の霊と、正恩氏の守護霊をそれぞれ呼んだ。そこで2人の霊人が語った、正日氏の死の真相と、今回の研究内容には符合する点がある。

正日氏の霊は、「列車内で死亡した」という発表について、「それは嘘だろうなあ」「『最後の最後まで、人民のために活動していた』ということが大事なんだろう」と自ら否定。死ぬ間際には病院にいたと明かした。また、しきりに「熱い、熱い」と言い、死の直前に体が発熱していたことを示唆した。

続いて現れた、後継者の正恩氏の守護霊は、正日氏が「熱い」と言っていたことについて、「注射で発熱したんじゃないかな」と指摘。「そろそろ死んでくれないと、私の活躍の場がなくなる」と話し、自身の指示で正日氏に注射を打ち、死期を早めたことを告白した。

この霊人の話を、今回の研究に照らしてみると、「病院」とは、死の直前に搬送された「医療設備が整った別荘」を思わせる。また、正恩氏と電話で口論していたという証言からは、両氏の間に確執があったこともうかがえる。

北朝鮮指導部の内情は謎に包まれているが、漏れ伝わってくる実態が霊言の内容に近づいている現状は、すでに内部崩壊しつつあるその本質を浮かび上がらせていると言える。中国の後ろ盾を失う中、北朝鮮の今後の動向が注目される。(晴)

【公開霊言動画】

Web限定記事 「父を注射で殺した」独占スクープ――金正恩守護霊インタビューで真相語る

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【関連書籍】

幸福の科学出版 『北朝鮮―終わりの始まり―』 大川隆法著

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幸福の科学出版 『守護霊インタビュー 金正恩の本心直撃!』 大川隆法著

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