High Expectations for Happy Science University
幸福の科学大学待望論Part 2
識者が期待する「今までにない大学」
2015年春に開学予定の幸福の科学大学。少子化で「大学倒産時代」が到来する中、「幸福の探究と新文明の創造」「国家成長戦略に寄与する」という理念を掲げて設立される。同大学の挑戦に対し、各界の識者から寄せられた期待の声を紹介する。
(編集部 小川佳世子、居島有希、冨野勝寛)
近年、日本の大学生の質の低下が顕著になっている。
中でも本分である「学業」への意欲低下が目立つ。人材派遣会社の調査によると、大学生、大学院生の授業以外の勉強時間は週平均6・5時間で、約6人に1人はゼロだという。 全国大学生協連の学生生活実態調査では、大学生の約4割が1日の読書時間がゼロと回答した。
社会に貢献したいという意欲も低下している。ある大学が新入社員を対象に実施した調査によれば、「働く上で何が大切か」という問いに対して、「自分の成長」と答えた人が68・4%、「長期間、安心して働けること」が51・9%に上り、「組織や社会への貢献」は2・7%にとどまった(複数回答)。 学びを社会に還元しようとする公共心や使命感がほとんど失われていることが伺える。
どの大学にも少なからぬ税金が投入されている。大学には、高度な見識と公共心を備えた人材を育て、優れた研究成果を上げることで、国家を発展させるという社会的役割があり、それを国民から期待されているからだ。
今回、本誌が全国で実施したアンケートでは、約8割の人が、「人間の心の本質を教える教育が足りない」と感じており、約7割が「本当の『幸福』や『成功』について学べる、新しい大学の登場を望んでいる」ことが明らかになった(下グラフ)。
2015年春に開学予定の幸福の科学大学は、そうした期待に応えられる大学だ。創立者の大川隆法・幸福の科学総裁は、大学設立に当たって 「『新文明の発信基地』としての大学、『新しい学問を創造する場』としての大学を創りたい」「『新しい時代に合う精神的な主柱』を日本に立て、それに基づいて新しい教育体系や学問をつくっていく」 といった理念を掲げている。
高い志と使命感を掲げて設立される幸福の科学大学の挑戦は、各界の識者からどう見えるのか。
「心の教育」についてのアンケート結果
(9月下旬から10月上旬にかけて、20代から70代以上の男女763人から回答)
どちらでもない 15.5%
ある 80.7%
ない 3.8%
どちらでもない 28.0%
賛成 70.5%
反対 1.5%