読売オンラインなどによれば、すでに軽度の脳卒中患者が、脳波の力でロボットアームを動かして「じゃんけん」ができるようになっているという。ロボット技術の進展により、病気などで失われた身体機能が補われ、活動の自由が取り戻せるのは素晴らしいことであり、早期の実用化が望まれる。ただし、「脳波でモノを動かせるのだから、やはり、人間活動の根本は脳の働きなのだ」という、皮相な唯脳論的見方には注意が必要。脳はあくまで、人間の本質である念い(霊的エネルギー)の通り道、あるいはパソコンのような道具に過ぎない。パソコンを操作している人間にあたる「心」の存在を見落とさないことが大切だ。(T)


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