為替はわずか1年で11円も上昇したが、 日経平均株価は2年ぶりの下落といっても317円程度のマイナス 。「円高で日本経済は崩壊する」 といった表現は明らかに言い過ぎだったことが分かる。 80年代後半から円高が進んだ時も、 株価が上がっていたことを考えると、マクロで見る限り、 円高は日本経済にとって決してマイナスとは言い切れない。(M)