社会党の村山富市委員長が日本の首相となっていた1995年6月、国会で「不戦決議」が採択された。「我が国が過去に行った行為や他国民とくにアジアの諸国民に与えた苦痛を認識し、深い反省の念を表明する」という内容を含むこの決議が、8月15日の「村山談話」につながる。しかし、あにはからんや、アジアの国々からは「なぜ日本が謝罪するのか」と逆に批判される始末だった。

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