さいたま市のJR南浦和駅で、ホームと線路の間に落ちた女性が、乗客たちの協力によって救出されたニュースが世界中で紹介されている。その場に居合わせた見ず知らずの人々が協力し、人命を救う日本人の姿を、高く評価している。

事故は22日に発生。30代の女性が、駅のホームと車両の隙間に落ち、腰付近を挟まれて身動きが取れなくなった。「人がはさまれています」というアナウンスが流れると、乗客たちは自主的に電車を降り、40人近くが、車両を押して傾け、隙間を広げようとしていた駅員を手伝ったという。その後、救出された女性は病院に運ばれたが、けがなどはなかったようだ。

偶然現場にいた読売新聞の記者が22日付夕刊でこの様子を報じると、テレビやインターネットを通して、瞬く間に世界に広がった。

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