2009年5月号記事

「日本の繁栄は、絶対に揺るがない」

世界を救う日本の「知力」第2弾

~発展のカギは「大衆化」~

現代の基幹産業を支える発電機やガソリン車、電車などの技術は、19世紀後半の大不況期(グレート・ディプレッション)に生まれ、世界の距離を縮めた。では、現在の世界不況はどんなイノベーションを生み出すだろうか。そのフロンティアの一つが「宇宙」だ。宇宙が、人々の生活やビジネスの場として開発されることによって、様々な産業が立ち上がってくる。その胎動を探った。 (編集部 山下格史・笹直樹)