2006年11月号記事

名曲喫茶のマスターがすすめる「生きよう!」と思わせてくれたバッハ

音楽評論家 宮本英世氏に聞く

「クラシックファンの代表」を自認し、名曲喫茶を営みながら

著書や講座などでクラシック音楽をわかりやすく紹介している宮本英世氏。

若い頃、希望を失って「死のう」と思ったことがあったというが、そのピンチを救ったのも音楽だった。

(みやもと・ひでよ)1937年埼玉県生まれ。東京経済大学卒。日本コロムビア、リーダーズダイジェスト、トリオ(現ケンウッド)系列会社社長を経て、現在、名曲喫茶「ショパン」(東京・池袋)を経営ならびに音楽評論、著述、講演などで活躍。著書は『クラシック 心の旅』(音楽之友社)ほか多数。9月には新著『クラシックの贅沢』(PHP研究所)を上梓した。