北朝鮮がウラン濃縮や核実験などの一時停止などを行うとする、米朝合意の内容が明らかになった。1日付各紙が報じた。

主な合意内容は、北朝鮮の核実験及びウラン濃縮、長距離ミサイル発射実験の一時停止、米国の24万トンの栄養補助食品の提供などである。国際原子力機関(IAEA)査察要員の受け入れも含む。

しかし、米国側の発表と北朝鮮側の発表で大きく異なるのが、米国側の発表に北朝鮮東部の寧辺(ニョンピョン)のプルトニウムを生産できる黒鉛減速炉の無能力化が含まれているのに対し、北朝鮮側はそれに触れていない点である。米国側は協議で合意したとする。

共和党のロスレティネン米下院外交委員長は、北朝鮮は寧辺以外にも核施設を「ほぼ確実に」持っており、また、北朝鮮が合意を守らない例はいくつもあったと指摘した。

実際、1994年に北朝鮮が核開発を放棄する替わりに、当事者各国が発電用原子炉を提供する「枠組み合意」が成立したが、原子炉の建設途中の2002年に北朝鮮は「核爆弾保有のためのウラン濃縮を計画している」と発表し、自ら合意を破っている。

金正日総書記の死亡が発表された直後の昨年12月、大川隆法・幸福の科学総裁が招霊した金正恩氏の守護霊は、次のように語っている。

「核ミサイルはまだ撃たなくてもいいかもしらんけど、短距離ミサイルでいいから、(日本の)原子力発電所の近くに二、三発撃ち込んでやれば、すごく面白いんじゃないか」「ほんとのことを言ったら、核兵器はねえ、もうすでに欧米が思っているより、はるかに数多くあるんだ」

人道支援も必要だが、安易な食料支援は、北朝鮮の住民の人権を蹂躙する現体制を延命させるだけだ。

国際社会は一致協力して、北朝鮮を崩壊させなければならない。(居)

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