《ニュース》
2月22日から24日にかけて、防衛省が主催し、太平洋島嶼国の国防相らを招いた「第3回日・太平洋島嶼国国防大臣会合(JPIDD、ジェーピッド)」が開催され、23日に東京都内で本会合が開催されました。
《詳細》
JPIDDは防衛省が主催する唯一の大臣級の国際会議です。2021年に初めて開催され、今年で3回目となります。
本会合では、小泉防衛相が英語で基調講演を行い、日本と太平洋島嶼国をつなぐ太平洋を「法の支配に基づく、自由で開かれた平和の海」として共に守り抜くため、結びつきを強化し、自律的で強靭な地域を共に築き上げていくことの大切さを呼びかけました。そのために、「人と人」「危機対応」「強靭性」の3本柱で結びつきを強化していく決意を述べました。
「人と人との結びつき」に関しては、現在防衛大学校で学ぶフィジーやトンガの留学生のことに触れ、将来、安全保障の政策立案を担う島嶼国の国防省などの若手・中堅人材を日本に招待する「次世代リーダーシップ安全保障プログラム」を新年度から始めると発表しました。
「危機対応」に関しては、昨年の海上自衛隊による域内12カ国への訪問や11カ国との共同訓練の実施を挙げ、海洋状況の把握や法執行能力の支援を引き続き行うとしました。「強靭性」については、サイバーセキュリティの強化、人工知能(AI)の責任ある利用などにおいて、各国と協力すると述べました。
小泉氏は本会合後、記者団に対し、「(太平洋島嶼国との防衛交流は)中国を含め特定の国を念頭に置いたものではない」としつつも、「自由、民主主義といった基本的価値や法の支配に基づく自由で開かれた国際秩序の重要性を共有する重要なパートナーだ」と語りました。
JPIDDには、フィジーやパプアニューギニアなど軍を保有する太平洋島嶼国3カ国、クック諸島やキリバスなど軍を保有しない太平洋島嶼国11カ国および、アメリカやイギリス、オーストラリアなどパートナー国7カ国が参加し、今回初めてインドネシアやフィリピンなどの東南アジア諸国連合(ASEAN)の国もオブザーバー参加。合計28カ国と1機関が参加しました。
《どう見るか》























