2025年12月号記事
日本初上陸! 台湾の民間防衛セミナー
中国の侵攻に備える「心の防衛」を
中国が台湾への軍事的圧力を強めている。今年7月には中国軍用機30機が台湾の防空識別圏に侵入した。台湾への軍事侵攻は2027年までに起きると予測され、危機意識が広がっている。
設立3年で10万人超が受講
そうしたなか、台湾では年に一度、市民や観光客も参加必須の大規模な防空演習が行われている。
さらに有事の際、民間人が自分で自分の身を守るための「民間防衛」のノウハウを教えるNPOが存在する。その草分け的存在が、2022年に台湾立法委員の沈伯洋氏と、台湾安保協会副秘書長の何澄輝氏が創設した「黒熊学院」だ。学習テーマは、止血方法をはじめとする応急処置・救護活動、避難の仕方、中国のフェイクニュースを見抜く方法など多岐にわたる。
講座は大人気で常に満席になる。台湾ではすでに10万人以上が受講し、「家族を守りたい」という動機で参加する女性が多いという。
民間人の防衛意識が高まることは中国にとって都合が悪いのか、2024年10月、中国は黒熊学院と関係者の2人を「台湾独立分子」と認定し、制裁を加えると発表した。
中国が仕掛ける世論戦の実態
この黒熊学院のセミナーが、「中国の覇権主義から台湾・沖縄を守る会」(金城竜郎代表)と幸福実現党の共催で9月27~28日に沖縄県石垣市、浦添市の両会場で開かれた。
セミナーの内容は幸福実現党YouTubeチャンネルTruth Zで公開
老獪な中国の認知戦から日本人の「心」をいかに守るか【黒熊学院・特別授業全編】≪Truth Z(トゥルースゼット)≫
テレ東などでも特集された民間防衛団体・黒熊学院が日本初上陸。中国の認知戦に晒される台湾仕込みのフェイクニュースの見抜き方とは?そして国境の島・石垣島での反応は?≪Truth Z(トゥルースゼット)≫
中国が仕掛ける世論戦の実態
防衛意識の高まりが有事への備えに























