2025年2月号記事
マスコミにもネットにも騙されない
『なお、一歩を進める』の読み方
新聞、テレビ、YouTube、SNS──。
それぞれのメディアの特性を知りながら、情報に踊らされない智慧を紹介する。
contents
マスコミにもネットにも騙されない 『なお、一歩を進める』の読み方 - Part 3 実は"上級者向け"メディア ネットで騙されないためには
実は"上級者向け"メディア
ネットで騙されないためには
鵜呑みにする前にすべきこと
今や、インターネットは情報収集の欠かせないツールとなっている。
しかし大川総裁は、ネット情報について「個人が発信しているものが混乱をだいぶ起こしたり、フェイクニュースのもとになったりしている」ことで、"ゴミの山"になっていると繰り返し警告する(*1)。情報の信頼度は、新聞・テレビのニュース報道が「六、七十パーセント」、ワイドショーや週刊誌が「五十パーセント」、そしてネットは「『五十パーセントより下で、ゼロパーセント以上』のどこか」と明確なランク差があるとも語っている(*2)。
マスコミは偏向報道もあり不信が向けられるが、前述したように情報が慎重に選別されているのも確かだ。一方、ネット情報は大手新聞・雑誌社の電子版から、個人が発信するYouTube動画、匿名の個人のつぶやきまで、さまざまだ。そこには、事実や専門家の見識もあるが、個人の感想、推測、誇張、噂話、嘘が区別なくない交ぜになっている。
つまりこれまで述べてきた国内外メディアの読み解きを超えて、さらなる情報をネットに求めるなら、プロに代わって自前で「情報の精錬」をしなければいけない。実は"上級者向け"のメディアなのだ。
(*1)『「小説 十字架の女(2)〈復活編〉」余話』(幸福の科学刊)
(*2)大川紫央著『20代までに知っておきたい"8つの世渡り術"』(幸福の科学出版)
※文中や注の特に断りのない『 』は、いずれも大川隆法著、幸福の科学出版刊。
ネットで騙されないための鉄則(1)──●●●の洞察
ネットで騙されないための鉄則(2)──●●●重要度の見極め
Column ユダヤ陰謀論を過大視しないほうがよい
Column 兵庫県知事報道をどう見るべきか
マスコミに騙されない最大の鍵は読書と仏法真理