2024年8月号記事
正体を見せずに翻弄する人たち
LGBTQと妖怪
反対しにくい空気がつくられ、いつの間にか事態が進む──。
LGBTQを取り巻く推進者たちの「妖怪的」な手法や思想に迫る。
contents
LGBTQと妖怪 正体を見せずに翻弄する人たち - Part 1 裏でコソコソ手を回す岸田・バイデン両政権 LGBT法成立に見る「妖怪的手法」
「どうも事の進め方がすっきりしない」
LGBTQの権利推進運動のあり方に、内心そう思っている人は少なくない。
反対意見を述べれば「差別主義者」とレッテルを貼られる。発言内容によっては掲載雑誌が廃刊になる。首相秘書官が、オフレコで記者に話した内容を理由に更迭されもした。
声を上げられない空気がつくられる。その隙に「LGBT理解増進法」も、民意を正面から問うことなく成立した。渋谷区が導入して波紋を呼んだ「パートナーシップ制度」も、気づけば国民の85%をカバーする自治体に導入されている。「同性婚」に向けた既成事実づくりが、着々と進む。
悩み苦しむ当事者がおり、時に愛のない差別が向けられる。それも事実だろう。
しかし「LGBTQの立場を社会的にどう考えるか」という問題は、社会の形、家族観、人生観をも根本から変える。本来、少なくとも"憲法9条論争並み"に、骨太な国民的議論が尽くされるべきだろう。
にもかかわらず、「空気の支配」「裏工作」「『差別反対』という隠れ蓑」「大人から見えない学校での浸透」「地方からの既成事実づくり」などによって、事態がなし崩し的に進む。その"あやかし"的実態は、全国民に知らされるべきだ。
大川隆法・幸福の科学総裁は、あらゆる人のなかに「妖怪性」という歪んだ心や言動の傾向性があると説く。その本質は「自分の正体を見せず、相手を翻弄するところにある」というが、重要なのは、「妖怪は、現代的には、個人主義・多様性・少数者の保護の美名に隠れやすい」とも指摘されていることだ(*)。国内外の実例を見ていこう。
(*)『妖怪にならないための言葉』
※文中や注の特に断りのない『 』は、いずれも大川隆法著、幸福の科学出版刊。
裏でコソコソ手を回す岸田・バイデン両政権
LGBT法成立に見る「妖怪的手法」
票集めのためにLGBTQを利用するバイデン政権