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超党派の国会議員がこのほど、UFO調査機関の設立を目指す議連を発足させます。

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UFOを含む「未確認飛行現象(UAP)」の専門機関を、日本政府に設置することを目指し、超党派の国会議員が新議連の発起人会を国会内で開きました。

議連は「安全保障から考える未確認異常現象解明議員連盟」と称され、会長に自民党の浜田靖一・国対委員長、幹事長に小泉進次郎・元環境大臣が就任します。

アメリカでは国防総省がUFO調査機関である「全領域異常対策室(AARO)」を設置し、情報収集・分析を行っています。議連はその「カウンターパート」になる機関を設け、米当局とも連携を進めるよう、日本政府に働きかける考えです。

UFO調査を求める意義としては、「UAPが他国の最新鋭の秘密兵器や、無人偵察機のようなものであれば、わが国の安全保障にとって大きな脅威となり得る」(設立趣意書)ことが述べられています。

浜田氏は発起人会に際して、「わからないものを、ただ『わからない』としてしまうのはあまりに無責任であり、未確認のものを放置するのは安全保障上問題です。今まで議論しなかったものを、この超党派の議連で議論し、将来に禍根を残さぬようにしたい」とメッセージを寄せました。

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