コロナ、少子化、物価上昇──。新たな社会問題が持ち上がるたびに、政府は新たな「バラマキメニュー」を次々と打ち出してきた。政府予算は6年連続で100兆円を突破し、社会保障費は過去最大を更新。まさに"福祉狂奏曲"とも言える現状を如実に反映している。
新たな政策メニューを見ても、「児童手当の所得制限を撤廃」「未就園児は全戸訪問して、困りごとを支援」といった、まるで"箸の上げ下げ"まで支えるかのような社会になろうとしている。これは財政の問題だけでなく、「自助の精神」を損なうなど、闇の本質はずっと根深い。「優しすぎる社会」の「厳しすぎる現実」に、今こそ目を向けるべきだ。
【特集】優しすぎる社会の危うさ
今年度だけで! こんなに増えた"優しい政策"
「優しすぎる生活保護」は社会復帰を妨げる──茨城県古河市議会議員 古川かずみ
- 立ち直れなかった青年/マルチーズを飼いながらの受給!?
"優しい学校"が自立できない子供を量産している
- 将来の夢は"生活保護"という子供
- 寄り添うだけが優しさではない
福祉・教育・税金 頑張らない人が得をする社会でいいのか──教育評論家 森口朗
- 生き様が悪い人になぜお金を渡す?
- 生活保護家族が別々に住むワケ
- 差が開かないように英語はカタカナで教える愚かさ
「福祉思想」は、姿を変えた「共産主義」
- 教育無償化の始祖はマルクス
- 共産主義も過度の福祉主義も正体は「呪い」
- 「保育園落ちた日本死ね」も呪いの呪文か
- 政府の借金1200兆円は自公政権維持の"コスト" 弱い心につけ込む政治の悪質さ
「優しすぎる社会は地獄への道でもある」 死後に待つ衝撃の世界とは
- 畜生道に餓鬼道、阿修羅道に通じる
- 行き過ぎた福祉の本質は「奪う愛」
福祉国家の行き着く先は「監視社会」と「強制収容所」
- AIで不正受給者を予測
- マイナポータルに「密告窓口」がつく日!?
- 全国民の所得・資産が一括検索できるサイト
- 政府に"飼われる"国民の不幸
- 「心では中国を理想化している」
自助の精神が後退すると「地球人口は必ず減少し始める」
信仰と自助論から社会を立て直す
【特集】トランプは孤立主義者ではない 中国はトランプ復活を恐れる
11月に控えたアメリカ大統領選挙。トランプ前大統領の「復活」が近づくにつれ、「トランプ氏は他国の紛争に介入しない」「"自己中心的"なアメリカ・ファーストで、同盟国を守らず孤立主義に走る」「そして、世界は無秩序になる」といった見方が広がっている。
しかし、トランプ前政権の外交は決して支離滅裂なものではなく、ましてや孤立主義でもない。トランプ政権の外交政策は今も昔も一貫する。それは、「中国の覇権を阻止し、アメリカを再び建て直す」ことである。
「孤立主義」という言葉遊び
- "孤立主義"なのにトランプ氏は対中強硬の矛盾
トランプ氏は中国に核恫喝し台湾侵攻を防ぐ
- トランプ氏は数千発の核で中国を脅し、紛争を抑止したい
ついに「停戦派」がウクライナの多数を占めた
- ロシアと組まなければ中国の独裁政権を追い込めない
トランプ氏は中国の天敵
- トランプ氏は、すべてのエネルギーを中国対策に集中させる
会社経営者ならトランプ氏が理解できる──元陸上自衛隊・小平学校副校長 矢野 義昭
本誌では他にも、以下のような記事を掲載している。
天狗型光明思想 vs. 本物の発展思考
- 因果の理法に則った血のにじむような努力
- 失敗から目をそらさない/諫言を受け入れる謙虚な姿勢
- 燃えるような情熱は利他の心から
- 神仏に近づいていく生き方が真の「発展」
【インタビュー】再分配をやめないと日本円は暴落する 円安思考と保護主義では日本は復活できない
- トランプ前大統領の経済顧問 アーサー・B.ラッファー博士
【地域シリーズ 長野】真なる仏教精神を長野から世界へ
障害者の内面はなぜこれほどまでに豊かなのか―抑圧下にある障害者の現実―
- 障害者の内面の豊かさと美しさに接して 障害者には言葉がある──國學院大學教授 柴田保之
果たし切れなかった「もう一つの使命」──ヘレン・ケラーは「霊界の真相」を伝えたかった
【ニッポンの新常識・軍事学入門】
- 台湾有事でネットが使えないリスク 情報安全保障研究所 首席研究員 山崎文明
【宇宙人最深ファイルSPECIAL】
- 50年代の米SF小説に見る地球侵略の「あり得るストーリー」に迫る
【大川隆法・未来への羅針盤】
- 傷つきすぎるのも自分に対する甘さである(前編)