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中国政府系の企業が、脳に埋め込んで機械と接続するチップを発表しました。サルの脳に移植した実験では、「意思」だけでロボットアームを動かせたといいます。

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中国では、これまでに人間の脳に直接作用するブレイン・マシン・インターフェイス(BMI)の開発が進められてきました。医療用のリハビリなどへの応用が期待されるとして、これまでに複数の大学などで、羊やサルなどヒト以外の哺乳類の脳内にセンサーを移植し、脳波を取得する実験が成功しています。

このほど北京で行われたハイテク関連フォーラムでは、北京芯智達神経技術が、開発した「ニューサイバー」と呼ばれるチップをサルの脳に移植したところ、「意思」だけでロボットアームを動かせたと発表しています。

開発は同社が独立して行ってきたもので、国営新華社通信は、中国初の「高性能侵入式」脳装置にあたると報じています。なお、同社の支配株主は北京市政府の国有資産監督当局であり、政府系企業に当たります(25日付ロイター)。

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