2024年6月号記事

世界でただ一つの

宇宙人最深ファイル SPECIAL

「宇宙人やUFOは存在するの?」なんて議論は遅れている。日本のマスコミが報じない世界の不思議な情報について、ミステリー・ウォッチャーの鳥原純子氏が独自の視点で斬り込む。

Extra File

50年代の米SF小説に見る

地球侵略の「あり得るストーリー」に迫る

ミステリー・ウォッチャー

鳥原 純子

(とりはら・じゅんこ)1964年、京都府生まれ。ザ・リバティWebにてUFO関連の記事を執筆。子供のころからUFOやスピリチュアルなことに関心が強く、UFOを複数回目撃している。

1955年にアメリカで発刊されたSF小説『The Body Snatchers』(ジャック・フィニイ著、邦題『盗まれた街』)は、町中の人々が「偽物」に身体を乗っ取られていく、ヒタヒタと忍び寄る恐怖を描いています(下画像)。

舞台はアメリカ西海岸沿いの人口約4000人の小都市、サンタ・マイラ。

28歳の開業医マイルズの元に、「伯父が本当の伯父ではない」「夫が、どうしても夫とは思えなくなった」「あれはぜんぜんぼくのお母さんじゃない」と訴える人が次々と駆け込んできます。外見や仕草、話しぶり、記憶などは今まで通りですが、決定的に「何かが欠けている」「感情だけがない」というのです。

当初マイルズは、集団的な心理錯覚と考えていました。

ところが、知人女性宅や友人宅の地下室で、「謎の生命体」が自分自身や友人の姿形に少しずつ成長していく様を発見し、これが町中を襲っていることを悟ります。

※文中の特に断りがない『 』内の書籍は、全て大川隆法・幸福の科学総裁著、幸福の科学出版刊。

21379_02

『盗まれた街』
ジャック・フィニイ著
早川書房