2024年5月号記事

地域シリーズ 広島

宗教の力で広島の地を護る!

天変地異や核戦争の危機が叫ばれる中、敗戦後、「新しい国づくりの原点」となった広島は、今、何を発信するべきなのか。

「大仏建立しかない!」

年初の1月1日に能登半島地震、2日に航空機事故が相次ぎ、X(旧ツイッター)では仏神の加護を願う「大仏建立」がトレンド入りした。

2月26日には、広島県呉市などで最大震度4を観測する地震が起きた。南海トラフ地震が起きれば、広島でも大きな被害が出ることも想定されている。

核戦争の危機も迫っている

懸念されるのは、日本の災害だけではない。

世界を見渡せば、ロシア―ウクライナ戦争やハマス―イスラエル戦争、中国・北朝鮮の核開発や軍事拡張などが続き、日本がいつ紛争に巻き込まれてもおかしくはない。

大川隆法・幸福の科学総裁は、日本人は「ノーモア・原爆、ノーモア・ヒロシマ」が世界の常識と思い込んでいるが、「ほかの国は、自分の国に落とされたわけではないので、その痛みなど感じていない」と指摘。アメリカ、ロシア、北朝鮮、パキスタン、インド、中国、イスラエル、イランを挙げ、「『「自分の国の正義」のために使うということはありえる』」「『核戦争の危機』は、久しぶりにすごく近いところまで、今、来ています」と語る(『真実を貫く』)。

1945年8月6日、米軍のB29爆撃機は広島に原子爆弾を投下した。広島平和記念資料館には、日本や世界中から、核兵器を使用することの悲惨さを学びに人々が集まる。核兵器が再び使われたらどうなるか──。その苦しみを最もよく知るのは、広島の人々だろう。

危機の時代に、広島はどうあるべきかを考えたい。

※文中や注の特に断りのない『 』は、いずれも大川隆法著、幸福の科学出版刊。

 

 

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