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ロシアのプーチン大統領は16日、ラブロフ外相らの同席のもと、モスクワを訪問中の北朝鮮のチェ・ソニ外相と大統領府で会談しました。プーチン氏はロシアを訪問する外相とは会わないことが多く、チェ氏を厚遇した形です。
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これに先立ち、ラブロフ氏とチェ氏は同日に会談し、軍事や経済、文化などさまざまな分野で協力を深めるための具体策を協議したと見られています。
そしてプーチン氏とチェ氏の会談では、北朝鮮の金正恩労働党総書記の招待のもと、プーチン氏が北朝鮮を訪問することについて協議、調整した可能性が高いと、各種メディアは報じています。
昨年9月に金氏がロシア極東を訪問し、露朝関係を幅広い分野で発展させることで合意して以来、両国の関係は強化されています。
一方、北朝鮮は、今月14日午後に極超音速弾頭を搭載した固体燃料型の中距離弾道ミサイルの試験発射を実施したと発表しています。固定燃料式は、衛星などによる発射前の探知が困難であり、極超音速ミサイルも弾頭部分が変則軌道をとるため、探知や迎撃が難しいとされています。
15日には最高人民会議(国会に相当)が開催され、金氏は施政演説で、韓国との統一はもはや不可能であると指摘。憲法を改正し、韓国は「第1の敵対国、不変の主敵」であると、国民を教育するべきだと主張しました。また朝鮮半島で戦争が勃発した場合、南(韓国)を占領、奪還し、北(北朝鮮)の領土に編入することを、憲法に反映させるべきだと述べました。
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